論理ピラミッドは論理的思考の定義そのものです。事実または誰もが認める事柄を根拠として帰納法と演繹法の組合せにより論理を組立て目的に合った結論を導出する方法、論理ピラミッドの構築と活用について学びます。

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本章に対応するビデオ講座のページ→第3章 論理ピラミッド構築(ビデオ)

第3章 論理ピラミッドを構築して活用する

本章からは論理的思考の応用に入ることになる.論理的思考の応用分野は「第2章 問題解決の主役はロジカル・シンキングである」の中でも若干触れたが,広くは問題解決を中心に課題設定,課題遂行,戦略立案,提案・プレゼンテーション,交渉,議論,論文・レポート・文書作成等様々である.図3.1 にそのイメージを描いて載せたので参考にしていただきたい.

図3.1: 論理的思考の応用分野

「+創造思考」などと記載されているのは「論理的思考」だけでなく他の能力とともに協働することを意味している.また,図3.1 の応用分野はそれぞれが必ずしも独立しているわけではなく互いに部分的に重複しているところもあるということもお断りしておきたい.

これらすべてのビジネス実務における応用について,それぞれを詳細に説明するだけのスペースを割くことはできないが,これから学ぶ論理的思考の基本的な活用方法をマスターすれば応用範囲の全体をカバーできるはずである.

論理的思考の基本的な活用スタイルには大きく分けて「論理構築:論理ピラミッド,論理展開:ロジックツリー,因果関係解明:因果関係図」の3種類がある.3種類の基本スタイルは,ちょうど「第2章 問題解決の主役はロジカル・シンキングである」の「問題解決のプロセスを正しく理解しよう」のところで登場した,原因のある問題の3つのタイプにおける本質的原因発見の方法に対応している.

本章ではこれらの3種類の基本的な活用スタイルの中で,まず,「現象型の問題:論理ピラミッドを構築する」に対応する「論理構築への応用」について学ぶ.実は「論理ピラミッドの構築」というのは現象型の問題に限らず,設定型,創造型の問題を含め,すべての問題に対してその本質を明らかにする場合などに適用することが可能であり,応用範囲が広い.

  • 現象型の問題をはじめ,すべての問題:論理ピラミッドを作成する(論理構築)
  • 発生型の問題:ロジックツリーを作成する(論理展開)
  • 構造型の問題:原因と結果の因果関係図を作成する(因果関係解明)


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論理構築

論理は、大抵の場合、帰納法と演繹法を組合せて構成されており,全体として「論理ピラミッド」形の構造を形成しているものです。

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命題化と論理的結合

ロジカルシンキングによる論理構築:論理的に正しく、簡潔で、具体的な内容の命題(メッセージ)を作成し、命題(メッセージ)どうしの繋がりを確かなものにしておこう。

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プレゼンテーション・シート作成

ロジカルシンキングによる論理構築:わかりやすい論理的なプレゼンテーション・シートを作成する基本は、伝えたい1つのメッセージとそのメッセージを裏付けるシンプルな論理を明示することです。

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ロジカルな主張

ロジカルシンキングによる論理構築:論理ピラミッド構築は応用範囲が広く、事実に裏付けられたロジカルな主張は、いかなる言語によっても、共通に幅広く世界で通用するものとなります。

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基本戦略方向の見極め

ロジカルシンキングによる論理構築:戦略立案など課題の本質を見極めることがポイントとなるような場合でも論理ピラミッドを構築して「解決策の基本的方向」を明らかにすることが可能であり、新規技術開発、商品開発、未来構想等において応用できます。

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論理思考テキスト講座